
Akemi
「プロフィールやアーティストステートメントを書いたけれど、これでいいのかな?」
「ちゃんと、伝わっているのかな?」自分自身を言葉で表現しようとしたとき、そんな問いが頭をよぎることはありませんか?
それは、自分の中の実感を丁寧にセレクトし直す作業。
今回は、そのリニューアルの過程で向き合った試行錯誤の記録を綴ってみようと思います。
飾るのではなく、削ぎ落とすこと
今回一番大切にしたのは、自分の制作思想(ステートメント)を真っ白な状態で見つめ直すことでした。自分の実感を伴う言葉や作品にぴったりくる言葉だけを残すように意識しました。
私の制作の原点にある「手触り」を大切にしたかったからです。
言葉選びの難しさと、伝える難しさ
言葉にするのって本当に難しいですね。
抽象的な感覚を、誰にでもわかる言葉に置き換える作業は、正解のないパズルを解くようなもどかしさがあります。「質感」という一言にしても、私の作品が持つ重厚さや深みを表現するにはどう言えばいいのか……。
何度も書き直し、ようやく、自分の作品と、それを説明する言葉がようやく一つの線で繋がりました。
伝えるということは、自分の実感に合う言葉を一つずつ確かめていく作業なのだと思い知らされました。
言葉も作品と共に育てていく
だらだらとした説明を削り、本当に必要な言葉だけを残す。それは勇気がいる作業でしたが、整えていく過程で自分自身の「視点」もより鮮明になった気がします。
言葉も、絵と同じ。一度完成させて終わりではなく、活動の変化に合わせて少しずつ育てていけばいい。
新しく整えたプロフィールが、私の作品を手に取ってくださる方との、新しい対話のきっかけになれば嬉しいです。
よろしければ、ぜひ新しくなったプロフィールページも覗いてみてください。